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カーテンを開けて窓から外を見る。
起こしてくれた女性は彼女の美玖(ミク)。
スーツに着替えコートを羽織り外に出る。
「やべぇ、凍え死ぬ。」
これも毎朝呟いている。
上京し、不動産会社に勤めて2年。
忙しい日々を過ごしている。
携帯にLINEが入っている。
「道也(ミチヤ)かよ。」
小学校から高校まで同じだった地元の友達。
今日お前ん家泊めてくれ。
そう一言だけ書いてあった。
東京来てんのか?仕事?
そう打ち込んで返信。
美玖来るけどまぁいいか。
駅に向かい電車を待つ。
満員電車に揺られ会社に向かう。
最初は本当に嫌だったが、もう慣れた。
こうやって毎日毎日同じ日の繰り返し。
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