第三話『与えられた力』

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始業のベルが鳴る。 カップルが中庭に向かった。 『おい、始業のベルは鳴ったぞ。授業に戻れ!』 カップルが悪態を付き、教室に向かった。 俺様の胸には風紀委員長のバッチがある。 俺様の授業は放課後にやってくれるらしい。 かなりハードだが俺様はあの剣の決めた事をくつがえす力はない。 24時間イキぱなし女、エリーは男子トイレの見張りをするとか。 俺様は餌食になるであろう男子学生の不運を祈った。 その日の放課後に授業は行われた。 魔法薬学の授業で、俺様は夢中でノートにペンをはしらせた。思った通りハードだが、やるしかない。来週には実技だ。 こうして俺様たちの学園の生活が始まったのだ。 続く
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