第二話『力と知恵と勇気』

2/2
前へ
/25ページ
次へ
『はじめまして、ルシファーだ。君が力を望む時、私が力になれるだろう。』 グレーのスーツ、ダブルだ。ネクタイは深紅。蛇が刻印されたバッジをつけている。 俺様でも知ってる大魔王だ、俺様はペコリと頭を下げた。 そこは職員室だ。 『はじめまして、ミスター、紅・雲雀。ミス、エリー。私はミカエル。貴方が勇気を望む時、力になりましょう。』 イルーダほど、熟してはいないが美しい女性だと思った。ライオンが刻印されたバッジをつけている。服装は、大胆にも胸元が開かれたワンピース風ドレス、色は深紅だ。やっべ、めっちゃ好みのタイプ。俺様はやや前屈みになった。 続く
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加