第三話『与えられた力』

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目を開けた。二段ベッドの上には24時間イキっぱなし女、エリーが半裸でイビキをかいている。ここは教職員寮で俺様たちは風紀委員長に命じられたのだ。 話は昨夜にさかのぼる。 俺様たちは中庭の剣の刺さった石の前に連れて行かれた。 全ての学園の身分はこの剣が喋り、決めるきまりだそうだ。 俺様たち二人は留学生と言う触れ込みだが、その剣は見抜いていた。 剣に俺様たち二人が触れると剣は声を上げて「風紀委員長に命ず。どこの寮でも活動出来る権利を与える」と。 こうして、何でも屋らしい、学園の生活が始まった。
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