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私は彼女を食べた。血抜きして、内臓を取り出し、冷凍保存して肉と骨を裁き。小分けにして彼女の望む通りに調理する。抵抗感はなかった。寧ろ、これが私と彼女の愛情なのだと私は実感した。
真理は一か月もしないうちに私の中で生きるようになる。血肉になって、彼女は私の身体の中を生きているのだ。それだけで愛されている気分になる。骨に関しては砕いて飲み込んでも良かった。オーブンで焼き、粉々にする。それを、粉薬のように飲み続けた。
私が彼女を完全に完食してから、警察が私の元にやって来た。どうやら大学が彼女の親に連絡をしたのだろう。私は電話に出ることも無く延々と彼女を食べていたせいか、業を煮やした彼女の両親が捜索願を出したのだと言う。
私は彼女の両親が心配しないように。きちんと食べたことを警察に伝えた。そして、私の人生は終わりを告げた。それでも私は満足だ。彼女と共に生きていられるのだから――。
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