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「大体、お前個人情報がどーの言っといて人の情報はだだ漏れじゃねーか」
「それは君の管理能力の問題だよ。もう少し危機感を持ったほうが」
「もういい」照史は信の話を遮ると玄関の鍵を開けて中に入ろうとした。
「ねぇ、照史。話を聞いてよ」
名前を教えた覚えもないのに信が照史を呼ぶ。
「帰れって!関わりたくないんだよ」
「聞いてくれないと照史が小学校3年生までオネショしてたとか、好きな女の子の名前を消しゴムに書くような乙女チックな男子小学生だったとか」
「待て待て待て!何で知ってんだよ」
照史は家族にも言ったことないような秘密まで信が話すので思わず制止する。
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