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照史はこの場に不相応な男子高生の奇妙な言葉に固まってしまう。
「身体が弱いのは変わらないようでね。めまいがして立てないんだ」
照史は少し気味が悪く思い声をかけたのを後悔した。
「ここから家は近いのか?」
しかし、体調が悪いのは本当らしいので声をかけた手前放っても行けなく家まで送り届けようと尚も話しかけた。
「昔は君と一緒だったけどね。待ってたら疲れてしまって」
「さっきから何言ってるか分かんねーよ」
会話が成立しない事に苛立ってしまう。
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