第1章 捨てられた花嫁

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人生の門出。 愛する人との幸せな結婚式…。 本音を言うと、ちょっとだけじゃない。怖かった。 彼は貴族で、私は平民。 小さな村のただの女薬師にすぎなかった。 身分違いも良いところ。 彼の家族は、みんな良い人ばかりで受け入れてくれたけど…。 本当に幸せになれるの…? さんざん悩んで逃げ出したくもなったけど……。 目一杯の勇気を振り絞って、迎えた今日の結婚式のはずだったのに。
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