14人が本棚に入れています
本棚に追加
『蓮と交わりたい』
『寝室に行きませんか』
蓮は身体を起こし陽希を寝室に連れていった。
『……』
蓮は陽希の目の前で衣服を脱ぎ全裸になるとベットの上にあがり仰向けで身体を倒した。
『……』
陽希も巫女服を脱ぎ全裸になるとベットにあがり蓮の唇にキスをしながら身体に触れた。
『んん…』
『……』
蓮の唇から唇を離した陽希は自分の大事な部分を蓮のお尻の穴に入れた。
『んん…』
蓮は火照った顔で陽希を見つめた。
『蓮…動くよ…』
『ああ……陽希さん…』
蓮は陽希の愛撫に乱れ喘ぎ声を出しながら身体を重ねた。
それから暫くしてぐったりなった蓮は眠りについた。
『…蓮…おやすみ…』
隣で寝ている蓮の頬にチュッとキスをすると陽希はベットからおり全裸のまま寝室を出た。
『風呂はどこだ』
ドアを開け浴室を探した。
そして陽希は浴室を見つけ中に入った。
『蓮の浴室はシャワーがついているんだな』
陽希はシャワーを浴びながら身体を洗い始めた。
その頃、蓮は眠っていた。
『…うう…ん…』
蓮は眠ったまま身体を動かした。
その時、白い長髪に白い巫女服姿の男が寝室に現れた。
『こいつか、桜が神を捨ててまで一緒になった男は』
男はベットに近づき眠っている全裸姿の蓮を見つめた。
その時、上半身裸、下半身にバスタオルを巻いた陽希が現れた。
『雪也…どうしてお前がここに』
『久しぶりだな、桜』
笑みを浮かべながら雪也は陽希に近づいた。
『シーズン様に聞いたよ、この男の為に神の力を捨てたんだって』
『帰ってくれ、お前の顔は見たくない』
『まだ怒ってるのか』
『当たり前だろ、陽希はお前のせいで死んだんだ』
陽希は雪也を睨み付けた。
蓮は身体を起こし『陽希さん?』と声をかけた。
『蓮、起きたのか』
陽希は蓮に近づいた。
『誰?陽希さんの友達?』
『友達なんかじゃない』
『……』
怒鳴る陽希に蓮は驚いた。
雪也は蓮を見つめながら『桜の言う通り、俺は桜の友達じゃない』と言って雪也はその場から消えた。
『陽希さん?…』
『怒鳴ってすまない』
陽希は蓮を抱き締めた。
『陽希さんの恋人が死んだのは、あの人のせいだって本当なんですか…』
『話を聞いてたのか』
陽希は蓮から離れベットに座った。
最初のコメントを投稿しよう!