美しい神様

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『ミルクココアを作ってやるからソファーに座って待ってろ』 『うん』 蓮実はソファーに座り蓮はキッチンに行きミルクココアを作り始めた。 蓮実は黙ったままうつ向いた。 その時、ミルクココアが入ったカップを持って蓮が現れた。 『まずはこれを飲め』 蓮はカップを蓮実に渡すと床に座った。 『……』 ミルクココアを飲むと蓮実はカップをテーブルの上に置き口を開いた。 『父さんと母さんに恋人を紹介したんだ…』 『それで』 『付き合いを認めないって…』 『相手はどんな女性なんだ、不良か』 『相手は女性じゃないんだ、男性なんだ…俺と同じ高校に通ってる』 『……』 蓮は驚きで言葉を失った。 『驚くよな』 『…どうして父さんと母さんに紹介したんだ?』 『高校を卒業したら結婚したいと思って、だから紹介したんだ』 『どんな人なんだ』 『優しい人なんだ』 蓮実は携帯を開き蓮に恋人の画像を見せた。 『男を好きになる人には見えないな』 『兄貴は反対か』 『蓮実が好きになった人だ、俺は反対しないよ』 『ありがとう』 『俺からも話してみるから』 『ありがとう兄貴』 『もう遅いからベットで寝ろ』 『帰るよ、車で恋人のお兄さんと恋人が待ってるから』 蓮実はソファーから立ち上がり玄関に行った。 『今度、恋人を紹介しろよ』 『あぁ…じゃあ…』 蓮実はドアを開き出ていった。 蓮はドアを閉め玄関を離れると寝室に行った。 そして蓮はベットに上がり横になると部屋の電気を消し眠りについた。 ー午前7時ー 『うう…ん…』 目を覚ました蓮は身体を起こし背伸びをするとベットからおりた。 衣服を脱ぎ新しい衣服に着替えると蓮は寝室を出て洗面台に行った。 蓮は顔を洗い歯を磨くと洗面台を離れキッチンに行った。 『朝ごはんは…目玉焼きと食パンかな…』 冷蔵庫から卵を取り出すとフライパンで目玉焼きを作り始め食パンを焼き始めた。 それから暫くして目玉焼きと食パンが出来上がると皿にのせテーブルに運んだ。 椅子に座り『いただきます』と言うと蓮は目玉焼きと食パンを食べ始めた。 ー午前8時40分ー 蓮は仕事に出掛けていった。 『陽希さんいるかな』 蓮は桜公園に寄り公園の中に入ると立ち止まり桜の木を見つめた。
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