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「決めた、アンタのことクーリングオフするから」
「そんなぁ!私のどこに欠点が!!」
「欠点の塊なところが欠点よ!!」
「小春!そんなに騒いでどうしたんだ?」
あ。兄さん。
ヤバい。春見られた。
なんて説明したら…下着泥棒?
「…もしかしてその子」
兄さんが、何か目を丸くしてる。なに?知り合い?
「兄さん?」
「その子、チョコのオマケなのか!?」
なんで。なんで知ってるの兄さん。
頭に浮かんだ疑問を問おうとした瞬間、可愛らしい声が玄関の外から聞こえた。
「ご主人様?」
それはメイド服を着た少女。髪が短く外見は男の子に近いけどその子は間違いなく女だ。
胸があり得ん。デカい。デカすぎる。メイド服からこぼれ落ちそうだ。なんてこった。幼女はつるぺたが基本だろう!つるぺたって言うなぁ!
「お!お前は春!」
「もしかしてピン子ですか?」
春の知り合い?じゃあもしかしてこの幼女メイド、チョコのオマケ?やばい、今日の私冴えてる。
「兄さん、その子…」
「あぁ、チョコのオマケだ。一年くらい前に買った。『タイプ:ツンデレ』のピン子だ」
ツンデレか、色んな種類があるんだな。というか女の子もいるんだ。
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