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「意味わかんない。アンタが私の召使いになってチノメアに何の利益があるの?」
「小春様が快適な毎日を過ごせます」
ダメだコイツ…早く何とかしないと…!!
「さ、小春様。お部屋が綺麗になりましたよ。お洗濯は後でやりますね」
後でってコイツ雇われる気満々じゃないか。追い出すわよこんなの、気味悪い。
「あーもう、早く出て行ってください。私今晩御飯中なので」
「晩御飯?」
あぁ!!この赤ジャージ楽しみにしてたコロッケ食べやがった!!
「うわっ!小春様!こんなのを食べてはダメです!薬品の味しかしませんし、栄養素が無駄に高すぎます。しかもこれ、この容器のまま温めましたね?この容器はどう見てもプラスチック。温めてはいけないものです!私が今すぐ体に良いものを作ります、待っていてください」
「は、はい…」
なんかそう言われると怪しく見えてきます。私日本人だもん。ん、チョコ食べて待ってよう。
数十分後、美味しそうな香りと共に晩御飯がやってきた。
「先ほどのお弁当と同じ物を作りました。が、栄養も作り方も健康を考えてます」
なんか色が既に違うし。
「…美味い」
「それは良かったです」
案外こいつ、役に立つかも。
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