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第3章 プレジデントデー
早めの昼食は、アンがなにやらガイドブックを出してきて、ピンクのハート型のサンドイッチを出すオープンカフェに行きたいと主張したが、
それだけは、哲郎が頭を下げて勘弁してもらった。
帰りのバイクは、哲郎の後ろという絶対条件を提示して、アンにもクラッシックな車が看板代わりにとめられている、'50sの雰囲気を売り物にした、ハンバーガーショップで納得してもらう。
テーマパークにやけに詳しいと思っていたら、あんなガイドブックまで用意していたと知って驚いた。
王女稼業、一体どれだけ暇なんだ。
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