第1章

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「違うわ。私達はこれから戦争に行くのよ」 思い出して怒ったのか、散らしを降っている。 「……私達って、僕も参加するの?」 「勿論よ。図書委員は二人しかいないんだから」 この学校では部活か委員会に入らなくてはいけない校則になっている。 そうだ。図書委員会なんて寂れているし、形だけで楽だと思って入ったのが、間違いだった。 結局は直木に引っ張られるように毎回、図書室に行く羽目になっている。 僕も分かっていれば、諦めて部活を選択していた。 .
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