第1章

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―――――――――― 何分経っただろうか、風の音がした。つまり、誰かが入ってきたってことだ。 「まだ、誰か居られますか?」 「では、執行しまーす!」 どうやら、向こうは二人組のようだ。 「これ以上は入らないでくれないか?」 何処かからやっさんの声が聞こえる。 「いえ、規則に従って、ここを閉鎖致します。早くお帰りになって下さい」 丁寧だが、威圧的な感じだ。まぁ、正論だな。 .
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