第1章

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「その力をもっと違うことに使いなよ」 「小久保君のそれよりは役に立つ自信はあるわよ」 目は手の中のタブレットに合っている。 「それより、さっきの続きを―――」 駄目だ。直木の変なスイッチを押してしまったようで、再び語り出す。 .
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