1.厄災

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カランコローン とあるカフェに綺麗な銀髪の1人の男が入ってきた。 「いらっしゃい、銀くん。」 この男の名前は空乃 銀(そらの ぎん)という。ちなみにこの物語の主人公である。 「雨月さん、いつもの頂戴!」 雨月とは、このカフェのマスターである。本名は佐伯 雨月(さえき うげつ)。サラサラな黒髪でニコニコしていて、とても優しそうな印象を受ける。 「はい。いつもの。」 カウンターにはメロンソーダが置かれる。何を隠そうこの男とてもメロンソーダが好きなのだ。 「う~ん。やっぱ雨月さんが作るメロンソーダはいつ飲んでも美味しいね!」 「褒めても何も出ないよ。笑」 「それより、他の人たちは?」 「まだ来てないね。もうすぐ来ると思うよ。」
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