非日常の始まり、

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俺の邪魔しすぎだろ。 …つか、 攻「何で俺だけ!?担任俺の事嫌いなのか!!」 冬「好きだ。」 攻「もう黙って!何も言わないで!」 ガチホモ怖い!眼力やばい! てか、公開告白して恥ずかしいと思ってないところが凄いわ。ほんと、尊敬だわ 終「こうちゃん、こうちゃんやい…首絞まってきてる、首」 攻「お前は空気読めよ!テメェのせいだぞバッキャロー!!」 このタイミングで発言出来るとか図太過ぎだろこいつ。 僕には絶対できまてん。 ブンと乱暴に終の首根っこから手を離す。 尋「…攻受。」 未だにやにやしている終をどうしてやろうかと考えていると、尋君からお呼びが掛かった。 攻「?なんだい、イケメン。」 尋「殴んぞ。」 攻「スッ、すみませんふざけました!何ですか尋君!?」 目が、目が、目が、本気だった!! 笑えないから止めてよ!埃並みのハートしか持ってない僕の心が折れかけただろ!? 尋「…ここ、お前の席だ。さっさと座れ。」 攻「あ、…ウッス。アザッス」 一体何の用なのかと見ていると、尋君が自分の隣の席を指差した。 ん?そこ? …てことは、俺の隣、尋君? 気の抜けた返事をして席の前に行ったら、何故か頭を叩かれた。 攻「え、何。何で僕叩かれたの、こわっ」 頭を押さえて尋君を見る。 尋「あァ、悪い。叩きたくなって」 いやいや、どういう事、それ。 理由もなく叩かれたの、俺。逆に怖いんだけど
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