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1人舞い上がりながら教室の扉に手を掛ける。
ついでに言うと、大分前に入学式は終わってるはず。
まあ、大分前と言っても、2分だけど
これ、もう既に皆教室にいるのか?それとも今から戻ってくるのか?
どちらにせよ、俺は変人確定だ。
遅刻するわ、意味不発言するわ、会長に目つけられるわ、いきなりオタルックになるわ、
え、俺大丈夫なの。
去年みたいに平和に学園生活送れるの?
いや、無理か。
既に関わってはいけない人と接触してしまった。
会長と、終で言う王道転校生。
今年で俺の寿命は尽きる。
きっと、
いや、多分絶対。
だって…やっちゃったもん!やっちゃったもん!
もう終わりだよ!俺の人生くっだらねー!!
?「…いい加減入って来い、糞ガキ。」
攻「はい!すんまへん!」
廊下を1人でうろついてたら、教室の扉が勝手に開いてブラックスマイルを浮かべた担任に頭を鷲掴みにされた。
俺の頭、鷲掴みしやすいのかな
て、待て待て。
鬘取れるから
?「ったく、…ん?何だコレ、……ってお前何つー変装してんだ。一瞬人違い起こしたかと思ったじゃねぇか」
俺の頭を鷲掴みにした担任は、俺の髪が違う事に気づいたらしい。
そして何故か瓶底眼鏡を取られた。
攻「担任ティーチャー、俺の一部を、取らないで。その眼鏡は親の形見で…ッ!って、ああああ!嘘です嘘です!」
最後だけ感情を込めて訴える。
が、何故か無言で眼鏡を握り潰そうとした担任。俺は慌てて掴みかかる。
クッソ覚えてろ。
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