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攻「奈毒君、付き合おう!」
絶「は?…いきなり何なの。無理。」
芹「絶君、あの…僕でもいいなら、副委員長やりたい、なっ」
本気で嫌な顔をした奈毒君に固まると、突然芹が挙手をした。
これは…癒しか!
可愛すぎて萌え禿げるわッ
この2人が委員長と副委員長とか、最強じゃね?
絶「芹…、別にいいけど。芹に出来るの」
芹「う、うん!頑張るからっ。」
絶「あっそ。…それならいいよ。」
親しげな2人の様子にクラス中が注目する。
奈毒君が芹を名前呼びだとッ…!
あの2人、仲良かったのか。なるほど、俺も仲間に入れてくれ。
しかし俺が入ると話が一向に進まなくなりそうだと悟って身を潜める。
隣の尋君は興味がないのかさっきから窓の外を見てるし。
暇だ。誰か構えよ。
なんか寂しいじゃん
冬「…あー、あぁ?決まったのか?」
絶「まあ、はい。僕が委員長で、芹が副委員長でいいですよね。」
冬「子犬丸がか?」
絶「…芹だと何か不満なんですか。どちらかといえば僕は先生に不満がありますけど。」
芹「あ、え、えっと…絶君、本当の事だからって、先生が可哀想だから言わないであげてっ」
冬「なあ、子犬丸。お前のそれはわざとか?天然か?」
する事がないから3人のやり取りを眺めていると、生徒に嘗められまくりの担任にワロタ。
というか、芹のきょとん顔ナイス。
無自覚毒舌なんですね、分かります。
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