非日常の始まり、

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そしてそのきょとん顔に諦めた様に溜め息をついた担任は、2人を手招きした。 ひょこひょことチビっちゃい2人に終みたいに汚い鼻血が出そうになりつつ必死に耐える。 俺は腐ってない俺は腐ってない。 自分にそう言い聞かせる。 絶「このクラスの委員長をさせてもらいます、奈毒絶です。アレの代わりに精一杯頑張るので、よろしくお願いします。」 冬「おい、」 芹「あ、ぼ、僕は副委員長をやらせていただきますっ。子犬丸芹です!よ、よろしくお願いしますっ」 担任に自己紹介を促された2人がそれぞれ挨拶をする。 その間、奈毒君に「アレ」と言われた事に対して不満そうな顔をしていた担任は、もうその辺のドSにでも言葉攻めされてればいいよ。 喜ぶから、終が。 ん、俺?やだなぁ、俺がそんな気持ち悪い光景を見るわけないでしょ。
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