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行為を終えた後はやっぱり愛は京に背中を向ける。
「めぐちゃぁん、何でそっち向くのって」
「うるせぇ死ねクソハゲ」
「生きるしハゲてないし」
京が笑うと、愛は嫌そうに唸った。
「真っ赤な顔が恥ずかしくて隠すのはわかったから、こっちを向いてくださいな」
図星で動揺したのか、体は大きく揺れた。
そんな愛を見て京は目を細めて笑う。
あぁ、ホント、可愛い。
意地なのか京の方を向こうとしない愛。
京は、呆れたような笑いを浮かべて、愛の真っ赤な耳にキスを落とした。
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