プロローグ

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8月1日   AM3:00 日本海海域 海上自衛隊イージス級巡洋艦(いそかぜ) 「こちら、《いそかぜ》当海域、異常無し」 『・・・・・』 「了解、0四00時(まるよんまるまるじ)に帰港します」 ヘッドホンを着けた隊員がそう言って通信機を切り、艦長らしき人間にヘッドホン越しに聞いた言葉を伝えて席に戻った。 「やっと、陸に戻れるな。どうだ[?]ここ数日海の上で暮らすのは[?]」 席に戻った隊員の横から別の隊員がそう言った。 「はい、さすがに疲れましたけど、大丈夫です」 「おっ、😱さすがに若い者は違うなぁ。港に着いたら、みんなで飲みに行くからお前も来いよ[?]😃」 「はい😌」 「山下二士❗宮原士長❗まだ勤務中だぞ❗」 「失礼しました❗」  艦長に言われ同時に返事をした直後・・・・。 「❗」 突如、《いそかぜ》の上空を無数の火の玉が通り越した。 「なんだこりゃ❗[?]」 「レーダーに多数の隕石群確認❗日本に向けて落下中❗」 「山下二士❗本部へ緊急連絡だ❗」 「はい❗」
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