しばらくのお別れ

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数日後、私は大学の近くに引っ越す。 しばらく、大空君とはお別れ。 やっぱり寂しいなぁ。 今まででこの1年が一番楽しかった。 大空君と出会えて本当によかった。 樹真と重ねられない。 私だけを見てくれていると思う。 樹奈『樹亜ーそろそろ行くよー』 私が思い出に浸っていると下からお母さんの呼ぶ声が聞こえた。 樹亜『お待たせ』 李久『樹亜、向こう行って寂しくても泣くなよ』 樹亜『泣かないよ。李久はいつ引っ越すの?』 李久『今から』 樹亜『一人で?』 李久『おう!引っ越しぐらい一人で出来るから』 樹奈『樹亜をお父さんに任せてお母さんは李久に着いていくって言ったんだけどね』 李久『俺は一人でいいよ。』 李久、大学に行かないから多分誰にも着いてきて欲しくないんだろうなぁ。
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