しばらくのお別れ

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樹奈『樹亜、着いたわよ』 いつの間にか寝ていたみたい。 起きたら引っ越し先のマンションの前だった。 李也『とりあえず荷物運んでしまうか』 樹亜『うん。』 樹奈『希美、希美は樹亜のお部屋でいい子にしてようか』 大きい荷物は後で届けてくれる事になっている。 樹奈『そうだわ。樹亜、せーくんから合格祝い預かってきたの。大事に使いなさいよ』 樹亜『ありがとう。後でせーくんに電話しておくよ』 樹奈『そうね。それがいいわ』 私とお父さんは車から荷物を部屋の中へと運ぶ。 お母さんは希美を見ている。 一人にすると何をするかわからない年頃だからね。
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