しばらくのお別れ

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樹奈『そろそろ戻りましょうか』 まだ、片付け途中だからね。 お母さんたちは夕方、帰るからある程度片付けないとなぁ。 希美『ばぁちゃん。眠い』 樹奈『おいで。抱っこしてあげるから』 希美はお腹いっぱいになったか眠くなったみたい。 李也『よし、さっさと片付けてしまうか』 私とお父さんは夕方、5時頃まで片付けをして3人は帰っていった。 何か、一気に寂しくなっちゃったかも。 大空君に、電話してみよう。 『もしもし』 『あ、大空君?今大丈夫?』 『うん』 『今ね、引っ越し終わってお父さんたち帰ったの』 『そっか』 『そしたら何だか寂しくなっちゃって』 『そのうち慣れるよ。寂しくなったらいつでも電話してきていいから』 『うん。ありがとう。大空君、今日は何してたの?』 『中学の同級生と遊んでた』 『そっか。もう、帰ってきたの?』 『いや、まだ』 『あ、そうなの?じゃぁ、邪魔したら悪いよね。また、連絡するね』 『おう!悪いな。じゃぁ、また』
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