-洞窟-

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一本道の洞窟。 彼らの進む道は行き止まった。 空洞は1mほどの段差の上にあり、幾つかの鍾乳石が彼らを阻むように突き出ている。 それらを踏み台にケントがミナミを上げ、自身も登った。 ミナミが段下を照らす。 トシユキが登ると、体重に負けた鍾乳石が粉砕した。 サキも登ろうと足をかけるが登れない。 トシユキが引き上げようとしても登れない。 見かねたケントがサキに「ちょっと待ってろ」と言った。 段差の先には光るキノコが生えている。 ミナミはサキに懐中電灯を渡した。
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