青いベンチ
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…でも、彼女が私のことをいつか好きでなくなるのは嫌だった。 あの暁美ちゃんが、私のことを好きだった。誰かに自慢できることではないが、わずかに誇らしい気持ちもある。 けれど、私は決して暁美ちゃんを好きになることはできない。 彼女のことを好きではない私を、彼女は愛することができないのだろうか。そして友達の皮を被ったまま、私と仲良くしていては、くれないのだろうか。 私はそれが悔しくてたまらない。
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