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chapter1 立って夢が空に跳ねた
※自己解釈小説なので不快に思ったらすみません!!!
6年間通っていた中高一貫校。
今日で見るのも最後になる。
名残惜しくも思いながら校舎を見ているとーーー
夕紀「お待たせー」
校門に夕紀がやって来た。
梨花「全然待ってないよ!さ、帰ろー」
そう言って歩きだした。
夕紀は中学から6年間一緒の親友だ。
同じような趣味で気が合うから仲良くな
って、相談しあう仲にもなって、普段か
らいつも一緒にいるのが当たり前だっ
た。そして、帰り道はよく2人で帰って
いた。
それも今日は、彼と歩く最後の帰り道になる。
夕紀「今日で最後だったんだなー」
梨花「うん、そーだねー」
夕紀「…結局最後まで2人で帰ってたな」
別に、彼がいなくても帰れるけど…
それじゃなんかパッとしない。1人でこ
の道を帰っても君がいないと全く意味が
なかった。
梨花「6年間か…長いね…」
夕紀「まぁ…その分この道にたくさん思い入れもあるよなー」
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