第19章 再び落ちて(続き)

1/31
前へ
/31ページ
次へ

第19章 再び落ちて(続き)

それは、私と話したいってこと? それとも、大事な話があるってこと? だが、それを声に出来ないでいる内に彼が言った。 「今日、行ってもいい?」 「うん」 だから、頷き返したものの、やっぱり何か嫌な胸騒ぎがしてならない。 そしてそれは、玄関で迎え入れた彼の姿も同じことを語っているようだった。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加