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「イヤァァアアアアアアアア!!!!」
朝方、住宅街に響き渡る私の悲鳴。
洗面所の前でガクンと膝を曲げて崩れ落ちると、自身の顔にそっと指を滑らせた。
「嘘でしょ……こんな……こんな……」
未だに酷い悪夢を見ているようだ。
有り得ない。
「あぁぁ……ぁぁ……」
最悪だ……この世の終わりだ。
シミ一つなかった私の美しい素肌に、こんな“醜い物体”が寄生するなんて。
あってはならないんだ。
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