Miserable woman ~惨めな女~

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「よく会うね。なんでだろね笑」 私は恥ずかしいけど、 これでモジモジしてたら 飲み屋の女って肩書きの名がすたる!と思って 必死に平静を装って返事した。 だけど、女って計算高いよね。 この人とヤるのには何日くらいかかるだろ…。 何日したら 股解禁しよう…とか もうこの時点でカウントダウン、始まってたかもしれない。 「運命かもよー?俺たちッ!笑。」 クソかっこいいセクシーな 程よい高さも混じってる彼の声は チャラい事を言ってるのに、 彼のほっぺは同じくピンクだった笑。 あははあはは笑と 顔を見合わせて笑った。 「何してるの?あれ、男??」 ピンクに染まった頬の彼は、 気まづそうに、 私のカラオケの部屋から出てきた 出会い系の男の方をチラッと見て 私に聞いた。 私「ううん…ちょっと遊びよるだけッ…!笑」 彼「あんなんと遊んだらいかんよ!もう俺と遊ぼうや!」 なんだろう、これ末っ子キャラかな? 甘えながらも母性本能くすぐりつつも オラオラっていう… 嫌いじゃないけど、 私にとっては新しい感じだった。 こうくんは、 長男で包容力あって 面倒見いいタイプで グッとくるオラオラだったから…。
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