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隼人は「その事は気にしないで下さい。」と言い、更に「城には入れますか?王女様が魔力切れで馬車の中で寝てますけど?」と言うと、衛兵は馬車の扉を軽く叩き、レイが出てくる。衛兵は「王女様は?」とレイに尋ね、レイは「今は休まれてますが何か?」と衛兵を警戒するも衛兵の鎧の印を見て、自国とわかった。(馬車の中にはカーテンみたいなのが有り、それを閉めたままだった)
王女様がいるならなぜ早く言わない?と言うような視線を騎士達に送り、騎士達は鎧や馬車で解るだろ?と言う視線を衛兵に送る。隼人はその視線の真ん中に入り、「城には入れないの?」と両者に尋ね、両者からの了承を得て城に入る。城の敷地内には王族の居住部分以外で馬小屋、馬車置き場、近衛騎士団の宿舎スペースなどが有り、今は近衛騎士団の宿舎スペースに向かうグループと王族の居住の方に向かうグループに分かれ、隼人は騎士団の宿舎に向かっている。王族の居住にはハワードとレイが馬車を連れて向かう。
宿舎スペースに向かうグループには副隊長でレイの双子の兄で名前はヘイムートが案内する。周りの騎士達から「後ろの奴は騎士団に入りたい奴か?」や「ヘイムート、後ろの奴使えるの?」や「レイを俺によこせ」やらが聞こえる。(最後の発言は失礼だろ)と隼人は思った。
ヘイムートは「彼は新しく入る人では無いですよ」や「彼には見所が有りますよ」と言う。(最後の発言はスルーしてる)
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