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勇者「おいおい、鍛錬を重ねてるのは俺だけかよ!しっかりたのむぜ」
女戦士「うんうん。日ごろの修行がないと、いざってときに困るからね!」
僧侶「ははは」
勇者「うっし、ごちそうさん。それじゃ俺たちは町で買い物をしてくるからさ。荷物をまとめたらお前もこいよな」
女戦士「やったっ久々の買い物だねっ!楽しみ~!」
女魔法使い「先にいってるね。…あの、僧侶くんは何か欲しいものとかある?」
僧侶「それじゃ、聖水と薬草の補充を。あれば斑蜘蛛糸もお願いしたいかな」
勇者「んだよ、またみみっちい買い物だな。商人のほうが向いてるんじゃないの?お前」
女魔法使い「ちょ、ちょっと勇者!」
僧侶「ははは、そうかもね。それじゃ、買い物はお願いするね。」
女魔法使い「う、うん。気にしないでね、僧侶くん。勇者も悪気があるわけじゃないから」
僧侶「ははは」
勇者「それじゃーなー」
僧侶「うん、またあとで」
僧侶「……。」
その朝のパンは、やけに乾いてボソボソとしていた。
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