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『そーいう事なので戻す事は不可能です。さて、それでは冒険に旅立ちなさい、英雄よ』
くっそー!むっちゃ腹たつ神だな!
『旅立つってもなんの当てもねーよ、どーすりゃいいんだよ』
はぁ、
あーもうめんどくせーな、こいつ!早くどっかいってくれよー、って顔してんぞこの神!
『それでは、まず先ほどの場所からほど近いビーニャコラッダ村に送ります、そこのギルドで冒険者の登録をしなさい、そーすりゃ後は何とかなるでしょう』
1人でお使いもできないのですか?といっている、そんな顔。
『ちょっと、お前のせいでこんなんなってんだろが!反省しやがれや!』
『はいはい、反省してますよ、』
おま、馬鹿にしてんだろがー!
怒りでまた襟元に手を伸ばしたが空振り、その反動で足を自分の足で引っ掛けると言う大ボケをかまし、転けそうになる。咄嗟に手をつこうとするが、地面がなかったーーーー。
『この、オカマやろーーーー』
俺は真っ直ぐ下に落ちていった。
『男の娘って言ってくれないかなぁ~もぅ、』
ブラックアウトーーーーーー
あっという間にビーニャコラッダ村の入り口。
『こらこら、お前さん、こんな所で寝ていると風邪ひきますぞい、』
『ん、うーーーん、、、』
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