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【珍しく夫に抱かれる】
どうした心境の変化か、休んでいる私に対し夫が手を伸ばしてきた。
上に覆いかぶさって来て、初めは拒んでいたけれど、それでよけいに興奮し、そのまま拒み続けることもできず私は力を抜いた。
義父によりオーカズムを覚えた身体は、以前より感じやすくなっていて、夫の愛撫にも感じた。
義父でないのに悦びを得ることちらりと罪悪感を覚えた。
でも、夫と義父、どちらが間違った関係なのだろう・・・。
倫理的にも法の上でも義父との関係が間違っているが、毎日抱くのは義父で、たまに抱くのは夫。
既に身体は義父に馴染み、パートナーは義父であると身体は覚えていた。
愛撫やそれの違いをつぶさに感じるほどに。
それでも以前とは違って、夫は私がただ横たわるだけの女でなく、呻いたり濡れたりするものだから喜び、なかなか終わろうとしない。
昼間にも義父の相手をしたばかり・・・。
「もう、疲れてしまいました・・・」ぎこちなく笑いふと見ると、上機嫌な夫の顔が見えた。その直後、「うっ」夫の物を中に受け、迸(ほとばし)るしぶきを感じた。
風呂で身体を流す音が聞こえないように気をつけながら、どうか、このことが義父に知られませんように・・・と思っていた。
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