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【機嫌の悪い義父】
朝、義父に「おはようございます」と、挨拶をしても返事をしてくれなかった。
それで、気づかれていると分った。
支度をし、夫を玄関まで送り出した時、雅智さんはこちらに寄って来て、珍しくキスをした。
とても驚いた。これまで夫からそうしたことをされたことがなかったから。
朝の片づけをしているとお義父さまから「部屋に来なさい」と言われた。
雰囲気から怒っていると感じ怖かった。
最近優しかったのに。
「服を全部脱ぎなさい」と言われ素直に従うと、首に赤いロープで作った輪をかけられ胸の上下でぐるぐると回し後ろ手に縛られ、足はつけ根と足首を一緒に結ばれた。
正座のような姿勢になり、「そのままいるように」と言われ、胸が露わになって裸でいるより恥ずかしかった。
義父から「昨夜、雅智と寝たのか?」と聞かれ、何も良い返せない。
すると「雌豚め」と言われ、父は私の足を開こうとした。「いや」と抵抗すると口に丸いボールのような猿ぐつわを咬まされ「足を開いていろ」と言われ、目隠しをされ、そのまま夕方まで放置された。
ようやく猿ぐつわを外され、「苦しいか?雪」と聞かれた。良く分からないけれど、わんわんと義理父の腕の中で泣いてしまった。
義父が「ごめんよ」と言って私を抱きしめ、縛られた姿のままで交わり、中で出されてしまった。
うっかりではなさそうな気がする。「お前に俺の子を生ませる」なんて呟いたから。
本当に義父の子を孕んだらどうしよう。
今は遺伝子検査で、調べればきっと分かってしまうだろう。
一人で育てられるだろうか・・・。
義父さまと簡単な夕食を済ませ片づけが終わると、ソファーのほうから「来い」と呼ばれた。
また叱られると思い立っていると、腕を取られ隣にすとんと座らせた。義父は、私の肩を抱きしばらくじっと顔を見つめた。
「かわいい顔だ」と呟いて髪を撫でた。
まるで恋をされているようで混乱した。
目をぱちくりさせていると「片時も離したくない」など言われ、私を好きなのだろうか?びっくりする。
ねっとり舌を絡ませ、吸われる。
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