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それからおもむろに立ちあがると仁王立ちに姿になると、頭を押し口の奥までぐぐっと挿し込んだ。
思わず「おえっ」となり、けふっけふっと咳が出てしまう。涙が零(こぼ)れた。
それなのに、また私の頭を無理やり掴むと口に押し入れた。今度は奥だけでなくぐりぐりと頬の内側や顔にまで根をなすり付ける。
「いやっ、いやっ。優しくして。義父さま」
なのに身体は痺れ、じわっと口から涎が垂れた。そんな、いやらしいわが身を恥じ、じたばたと逃げた。なのに、
「ほら、しっかりしゃぶれ」と頬をぺしぺしぶたれて「ううっ」と泣いてしまう。でもそうやって乱暴にされればされるほど疼きが止まらない。すごく感じる。身体が早くくれと狂い出しそう。
嫁入り前も嫁入り後もこんな経験したことがなかったから、これが大人の作法なのかしらと戸惑いながら禁断の地に分け入っるようで恐くもあり魅力的でもあった。
義父の乱暴な扱いは箱入り娘で過ごした私には魅惑的すぎた。
。
足元のおぼつかない私を抱きかかえられるように、義父は私たち夫婦の寝室に向かった。
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