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自分が戻れば、両親はどうなるのだろう?
今更、この街で私の働く先が見つかるだろうかと悩みもした。
そんな、私の心中を察してくれたように、義父は毎日話しかけ優しくしてくれるのだった。
夫について相談すると「お前がこの家から追い出されることは万が一にも無い。もしも、そんなことがあっても雪が生活して行けるようにしてあげるから」と言われ、ようやくほっとし義父に勧められるまま、飲めぬお酒を口にした。
夫の仕事は、今いくつかある会社を義父から任されてはいるが、大事なことはまだ父が決めているようだ。
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