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「そうか なら良かった まぁなんかあったら訪ねてくれていいから 仲良くしような じゃあ 」
俺が自分の部屋に戻ろうとしたら玄関のドアが少しだけ開いた。
「あの…………和水…さん たたたた 助けてくださいっ?? 」
「………? タスケテクダサイ? たすけてください。 助けてください?? どうしたんだ?? 」
必死な顔をして目に涙をためた奴は俺の服にしがみついてきた。
なんだこのかわいい生物は 涙を溜め上目遣いに俺を見る(身長的に) 。
あれ…… 俺ってそっちじゃないんだけどな… 今現在ドキドキして軽く勃ちそうになっている。
「ね、猫がっ入ってきて! 暴れ…てる……んですっ?? ぼ……僕 猫苦手で…… !」
あぁ なるほど だからこんなに必死なんだ 猫かー かわいいよなぁ……けど今のこいつにかなわ… は? 何言ってるの俺 これだとゲイみたいに思われんじゃん。
「あー ごめん 多分その猫俺んとこの
奴だ 部屋にいないからどっかにいると思ってたけど雪白のとこにいたんだな
部屋入るぞー 」
目を潤ませぶんぶんと首を縦に振る彼の姿はとても男のように思えない。はっ! まただ……
「ナッツー おいでー 」
「あ… はいっ」
ん? あれれ?俺の膝の上にのって…るのは猫じゃなくて……ふぁぁぁぁっ??
なんで君が乗ってるのっ??
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