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episode 177 ユニコーンの角
「知らない人について行っちゃダメじゃないか」
会話。
「ア……アンッ……!ごめんなさいっ……」
「感じるかい?」
「もう……限界……」
今は愛し合うことのみが
彼との会話。
「それじゃこの体勢でもう一度逝ってごらん?」
「ハァッ……九条さんっ……」
「なあに?」
征司がいなくなって以来。
「指……指お口に……欲しい」
「そう。いい子だね――」
九条さんは以前にも増して
僕を溺愛するようになっていた。
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