前兆

突入

兵士達は近寄って来る人達を赤外線映像装置越しに観察し、全員が生きている人間より体温が著しく低い事を確認。

兵士達は近寄って来る人達に、Ｍ４Ａ１の銃口を向け発砲。

近寄って来る人達の脳幹部を破壊するため、頭に向けて１人につき最低でも２～３発の弾丸を浴びせる。

兵士達に近寄って行く人達は、自分より前にいる者が銃弾を頭に受け、次々と射殺されているにもかかわらず、兵士達の下にどんどん近寄って行く。

銃撃に怯まず兵士達に近寄って来る人達、否、肉体を何者かに乗っ取られたゾンビ達に対し、兵士達は冷静に対処し次々と倒している。

最初に群れで近寄って来たゾンビを全て倒した兵士達は、倒れたゾンビを観察し、動いている物がいないか目を凝らす。

殆どのゾンビは倒れたままであるが、時たま、頭に小銃弾２～３発を受けながらも起き上がろうとする奴がいた。

起き上がろうとする奴の頭に、見つけた兵士がＨ＆Ｋ ＵＳＰを突きつけ、４５ＡＣＰ弾を数発撃ち込む。

倒れ伏したゾンビの全てが動かなくなり、近寄って来るゾンビがいない事を確認して、突入部隊は前進を開始する。

最初に突入した部隊に続き、次々と後続の部隊が病院内に侵入。

後続の部隊は先頭部隊に１階の掃討を任せ、病院内の階段周辺の安全を確保、非常階段から各階に突入した部隊との合流をめざし、階段を上がって行く。