第1章

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夜景の中に、あの建ち並ぶ家々の一つにあなたは居る。 A「あら?久しぶり。ワタシは君が嫌い、でもあげるわ」 ハート型のチョコを恋する乙女の気持ちになって買って歩いた、勿論嘘だけれど。 B「いや、そのチョコ別の子から貰った物だよね?」 夜空を見上げ、物思いに何てふける筈も無くアタシは自分自身であり続けてやるんだから。だからあげるって、言ったんだ。 チョコを胸に抱く今、けど貰った其は結局は机の引き出しにしまいっぱなしに終わる。
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