夜景を見ながら

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沙希は赤い顔をさらに赤くして A「うん、沙希も雪人が好き。だから一生懸命にバレンタインケーキを焼いたんだ」 俯く沙希 B「うん、ありがとう沙希、今食べていい」 A「うん、食べて雪人」 雪人は可愛くラッピングされている箱を開けた。 すると中にはチョコレートにコーティングされたハート形の小さなケーキが入っていた。 雪人は小さなチョコケーキをつまむと口に放り込む B「沙希の愛情のこもったケーキ美味しいよ。ありがとう」と言うとそっと沙希の頬にキスをして微笑んでいる。 突然の事に沙希は驚いて目を大きく開いている。 ドキドキだった胸の鼓動はさらに激しさを増してていく。 そして今にも破裂しそうなくらい高鳴る心臓。 沙希は真っ赤になりながら雪人を見つめ微笑んでいた。                 終わり
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