星遊び☆番外編

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A「きちんとすれば優秀なのに、何で悪魔と賭けなんてすんの?」 B「マジメってつまらないじゃない」 A「チカラがあるのに、もったいな~い」 B「いいものではないわよ」 A「えー、ならわたしにちょーだい♪」 B「いやよ。チカラなくなったら、アイツの要求する賭け分の魂用意できないもの」 A「一体どれだけ?」 B「そうねぇ、今見えてる魂くらいかしらね」 A「マジでっ!?あり得ないくらい輝いてるんだけどっ」 B「ええ。あなたとチカラの交換なんかしたら、負け続けたときに遊べないもの。迷惑だわ」 今夜も彼女は、空に瞬く魂(ホシ)を集める。 悪魔との賭け事のために。 自らの楽しみのために、人間で遊ぶ。 空に浮かぶ魂を賭けて。 それが『星遊び』──悪魔と彼女の楽しみである。
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