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B「お前、今年もこんな時間まで待ってたのかよ。いつからいたんだ?」
A「昼ぐらいかな?」
B「はぁ……お前なぁ、他にやることないのかよ」
A「うん、なにもない」
B「お前なぁ……」
A「それに、この景色好きだからいいの。Bとの思い出の場所だしね」
B「なぁ、もうやめないか……?」
A「なにを?」
B「なにをって、ここに集まるのに決まってるだろ」
A「やだ。それにBだって結局来てるじゃん」
B「……そうだよ。俺も、お前も、未練たらたらなんだよ……でも、俺は三年前に死んでるんだよ。だからもう、俺のことなんか忘れくれ」
A「忘れられる訳ないじゃん……こんなに大好きなのに……今年もちゃんと作ってきたよ。だから――(キスをされる)」
B「ごめん……でも、Aにはちゃんと前を見て生きてほしいんだ。だから、最後にこれだけ貰っていくね」
そう言ってBは強引に私の前から姿を消した。
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