地獄落ちの小学校時代

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私の通っていた小学校は自分の家と少しばかりか近かった。 もちろん、かなり歩かないといけない。 上り下る坂道。 川が流れる道路の橋。 畑が並ぶ。 入学して少したった頃だろうか、始めて本名に転じてあだ名が付けられた。 それが今でもモバゲーで名を使ってる。 ”〇ッキー”だった。(DLのキャラのため、あえて伏字にしておきます) しかしこれが小学二年生になったら”ドブネズミ”とからかわれた。 私はけなされたのかと思って激怒したが、この話は無事水に流されていったのである。この時期になるとバレンタインでチョコを多くもらえた。 小学三年……いや、その終わり。 失踪する子も出てきたような気がした。 転校してこの学校に来た人もいた。 その子に対して、精神的ないじめに近いこともあった。 それはやりたくはなかったが、藁人形を一緒にやらされたことがあった。おそらくそれが失敗して自分に罪がかかったのだろう。 さらにはそのいじめっ子の輩とお守りの中身を開けた時期もある。 担任が退任して海外に行くという別れの時期でもあった。 同じくして校長も学校を去ったのである。 私はこの校長とも今でも手紙のやり取りをしている恩師である。 記憶が定かではないが、確かこの時期だったと思う。
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