第1章

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A「おつかれさま、大輔」 B「その包み……渡せなかったのか?」 A「ううん……断られちゃった!好きな子いるんだって。ごめんね!膨らまないケーキいっぱいたべてもらって圭人と二人きりにまでしてくれて……それから」 B「雛子、それ、ちゃんと膨らんだチョコレートケーキなんだろうな?」 A「当たり前じゃない!本番だよ?このために必死に練習したんだもん」 B「なら食っちまおうぜ。お前のレアな成功作品、食べなきゃ損だ。………うん、うまいな。うまい。ほら」 A「……うん、おいしいね……ありがとう大輔」
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