第1章

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A「…そう…なんだ」私はまさに失恋してしまったのだ! なんとなく分かっていたことだけど、面と向かって言われると傷つく。 だけどそれでもあの人にチョコ渡したかった。もうこの場で泣きそうだよ…でも、我慢しなきゃ。 B『…そのチョコ、俺らが貰ってやるよ!』と俺はほのかに言った。 A「……服装はタキシード仮面だけど、体格が全く違うけど…」私は戸惑ったけど、チョコは太君にあげた。 B『…ほのかありがと!俺大事に頂くよ』そう言って太君は格好よくマントを広げて行ってしまった。 なんだ…ただチョコが欲しかっただけ?信じらんない!!私は失恋したのに…慰めてもくれないなんて…きっと太君はチョコ誰からももらえなかったんだね(笑) そりゃ…あれじゃーね(笑) でもきっと太君は優しくて芸人とか向いてそう(笑) だから、本当は悲しい筈の私も涙を流すことは無かった。それはきっと太君のお陰だよね。 私はそう思った。 end
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