0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
A「…そう…なんだ」私はまさに失恋してしまったのだ!
なんとなく分かっていたことだけど、面と向かって言われると傷つく。
だけどそれでもあの人にチョコ渡したかった。もうこの場で泣きそうだよ…でも、我慢しなきゃ。
B『…そのチョコ、俺らが貰ってやるよ!』と俺はほのかに言った。
A「……服装はタキシード仮面だけど、体格が全く違うけど…」私は戸惑ったけど、チョコは太君にあげた。
B『…ほのかありがと!俺大事に頂くよ』そう言って太君は格好よくマントを広げて行ってしまった。
なんだ…ただチョコが欲しかっただけ?信じらんない!!私は失恋したのに…慰めてもくれないなんて…きっと太君はチョコ誰からももらえなかったんだね(笑)
そりゃ…あれじゃーね(笑)
でもきっと太君は優しくて芸人とか向いてそう(笑)
だから、本当は悲しい筈の私も涙を流すことは無かった。それはきっと太君のお陰だよね。
私はそう思った。
end
最初のコメントを投稿しよう!