第1章

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A「あっ、やっと来てくれた」 B「ごめん、遅くなった(うわ、ドキドキするな)」 A「バレンタインなのに、呼び出しちゃってごめんね」 B「いや、気にするな(むしろ、バレンタインだから呼び出したんだろ? そのチョコをくれるんだよな?)」 A「あのね、このチョコなんだけど」 B「あ、ああ(もちろん、本命だよな)」 A「どうしても、見てほしくて」 B「おう。いくらでも見るよ(手作りなのか? いよいよ、告白タイムか??)」 A「ラッピング変じゃない? 佐藤くんに渡したいの。仲いいでしょ? 彼の好み知ってるかなって思って」 B「ええっ??(まさかの、本命はダチ……。そんな展開かよ)」 A「どうしたの? へたり込んじゃって」 B「いや、どうもしない。いいんじゃい? 可愛くて(ハハハ……。佐藤に自慢して来たのに、明日どんな顔して会おう……)」
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